検査の際に「食事をしてよいか」と質問されることがあります。

結論から言えば、当院では特に指示がない限り、どちらでも構いません。

 

一般的な採血で食事の影響を受けるのは主に血糖値と中性脂肪くらいだと思いますが、僕自身は食後での検査をお勧めしています。

検査は「良い状態」を確認するためではなく、「より良い管理」を行うためのものだと考えています。

特に糖尿病予備軍にあたる境界型の方では、食後の血糖値が上昇する場合があります。このようなリスクを把握することが、将来をより安全に過ごすための糧となります。

もちろん、検査で問題がなければそれは安心材料になりますので、どちらの場合も有益です。

 

なお、当院で空腹を指示するのは以下の場合です：

•市の特定健診

•負荷試験などの精密採血

•腹部の超音波検査

 

色々言いましたが、特に指示がない場合は普段通りの生活の延長で受診してください。

気楽に考えていただけましたら幸いです。